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照屋 佑喜仁 てるや ゆきと

将来の夢:

九州大学 理学部 数学科
開邦高校

港川中学、開邦高校

皆さんこんにちは。九州大学理学部数学科に所属している一年生の照屋佑喜仁です。

これから九州大学について簡単に紹介していこうと思います。九州大学に入学すると「伊都キャンパス」と呼ばれるメインのキャンパスに通うことになります。一、二年次は基幹教育という幅広い分野の教育を受け基本的な教養を身に着けてから三、四年次にかけて専門分野の勉強や研究を行います。この伊都キャンパスは校舎移転を行ったばかりで施設が新しく、キャンパスの面積に関して日本で一番広くなっています。キャンパスが広い分移動は大変で、基幹教育を行う教室と専門科目を行う教室とが離れている学部は大変そうだなと思います。

私が所属している理学部は理学部棟が比較的中心にあり便利です。キャンパスが広いだけではなく、九州大学は図書館も大きく蔵書や勉強スペースも充実しています。デザインもきれいで、個人的には足を運ぶだけでテンションが上がるので、入学した際には図書館に入り浸ることをおすすめします。図書館は静かなイメージがありますが、会議スペースや大学院生と勉強の相談、友達と議論するスペースもあるのでうまく活用したいです。

先程挙げた「基幹教育」では様々な学問、事柄を学ぶことができます。数学や物理などの理系、英語や社会学といった文系の入門の講座はもちろん、お弁当を作る授業や狩猟をする授業、学生とは切っても切れない「テスト」を学問として扱う授業など、授業の幅が広く自分の興味に応じて授業を取ることができます。大学受験をする人にとって高校の授業は大学に受かるために勉強するという側面が強いと個人的に思っています。大学では自分の興味や将来に関連するような勉強ができるので、受験生はそのために勉強を頑張っているのだという意思を強く持って勉強を頑張って欲しいです。

これまで九州大学について良い面ばかり書きましたが、実は生活はまあまあ大変です。最寄りの駅まで徒歩で50分、バスも料金がかかり、九大付近にはスーパーなどは充実しておらず利便性は低い……など立地についての不満はよく聞きますし私自身思うところがあります。私は入学するまであまり調べてこなかったこともあり入学が決まってから苦労しました。九州大学にかぎらず、これから大学を受験しようと考えている人は、その大学について下調べをしっかり行い入念に検討することをおすすめします。

しかしながら、自分のやりたいことや行きたい大学のためならこれくらい小さなこと、と割り切るくらい
の意思で受験することも個人的に良いと思っています。最後になりますが、受験生の皆さんは、自分の意志
を強く持って受験を乗り越えてください。