沖縄の塾 津田塾

梅澤 陽登 うめざわ あきと

将来の夢:

京都大学 理学部 理学科
昭和薬科大附属高校

昭和薬科大附属中・高校

みなさんこんにちは、そして初めまして。京都大学理学部の梅澤陽登です。今回は京都大学と大学生活について紹介しようと思います。

まず、京都大学はキャンパスが3つあります。そのうち私が通っているのは吉田キャンパスという多分皆さんが京都大学といえば想像されるであろう時計台があるキャンパスになります。私はまだ1年目ですが、理学部ではずっとこのキャンパスに通うことになります。

京都大学の理学部は他の大学とは違い、入学後2年たってから自分の専攻する分野を決めることができます。大まかに物理・数学・化学・生物学・地学の5分野に分かれます。そのため、1・2回生のうちは幅広く学ぶことができるように理系の必修科目を限定していません。このような制度は東大や北海道大学の総合理系入試などでも見られます。自分の行きたい系が決定している人は退屈なようにも思えますが、その時は上回生向けの講義を履修することも可能なので、実際はそこまで退屈ではありません。一回生から上回生向けの講義を受け、研究室にお邪魔することができる気風こそ、京大の誇る「自由の学風」だと思っています。

生活面も紹介します。実家から大学へ通っている人も多いですが、下宿している学生ももちろんいます。一人暮らしのメリットは自炊が楽しいこと、帰る時間をテキトーに決められること、そし
て自由に友達を家に上げることができることなどがあります。
個人的には自炊が一番大きなメリットだと思います。もちろん、皿洗いや料理を自分でやる煩わしさもありますが、それが一人暮らしの醍醐味でしょう。食費を浮かせるために安い食材探しを行ったり、レシピを考案しながら実験料理を創ったりするのがとても面白いです。失敗しても自己責任で他人に迷惑をかけません。

私は一般受験ではなく特色入試で合格したのでそのことも少しだけ。受験した生物科学入試は「学びの報告書」といういわば志望理由書と、口頭試問によって合否が決まります。学びの報告書は生物学への興味と将来の構想を描きました。口頭試問では生物学の知識を問われました。いくつかの項目について即興でプレゼンを行う形式で、めちゃくちゃ焦りました笑。

受験期に突入する中で、誰しもきついことはあります。私も部活を引退して運動量が低下していることがかなりのストレスになりました(勉強は全然苦しくないです、もっとキツいのはただの生活面にあります)。大学受験くらい、人生でトップクラスに勉強してみてもいいのではないでしょうか。いつまでも怠けてないで勉強しましょう。頑張ってください。