名嘉真 新悟くん (なかま しんご)
将来の夢:教育や成長を支援する仕事
東京学芸大学教育学部 国際理解教育課程欧米研究専攻
(港川小、琉大附属中、開邦高校卒)
1993年 沖縄県浦添市生まれ
2006年 港川小卒業
2009年 琉大附属中卒業
2012年 開邦高校卒業
2012年 東京学芸大学教育学部へ進学
はじめに
こんにちは。東京学芸大学 教育学部教養系 国際理解教育課程(K類) 欧米研究専攻の名嘉真新悟です。今回は,東京学芸大学(以下,学芸大)について紹介します。
東京学芸大学について
まず,学芸大の簡単な説明をさせていただきます。学芸大は,東京都にある国立大学です。学部は教育学部のみですが,その中でも専攻が様々に分かれています。大きく分けると「教育系」と「教養系」に分かれています。その中でも多岐に分かれていますが,全部は書けないので,興味のある人は大学案内やホームページをご覧ください。
キャンパスは東京都の小金井市にあります。琉大ほどではないですが,広く,緑豊かで,春の桜は雪のように散ってはものすごくきれいでした。保育園や幼稚園ぐらいの子どもたちが先生に連れられて散歩したりしています。すごくのどかです。また,都心から離れたところにあるので雰囲気も落ち着いています。
高校とは違う、大学生活とは
次に,大学生活について書かせていただきます。私の所属する欧米研究の定員は15人ですが,今年は19人が入学しました。出身地域も様々で,授業も一緒のことが多いです。私は文系受験で入学したのですが,理系受験で入学した人も多くいて驚きました。沖縄出身なので,かなり沖縄のことについて聞かれます。皆さんも県外に進学した場合,いっぱい尋ねられるかもしれません。私はあまり答えきれなかったのですが,少し沖縄のことを学んでおくと,話がはずむかもしれません。
時間割や授業内容に驚く
大学は,高校までとは大きく違っています。時間割を自分で決めなければいけません。また,授業も100~200人ぐらいで受けるものもあれば,20人もいないような小さなものもあります。内容も様々です。高校のように説明を聞いて板書をするものもあれば,グループで話し合ったり,プレゼンしたりといったことをする授業もあります。私が好きな授業は「英語コミュニケーション」という授業です。英語でプレゼンをしたりもするのですが,ジェスチャーの仕方,立ち方,説明の仕方なども学べてとても面白いです。
生協が面白い
大学の生協もすごく興味深いです。会員になれば本は10%オフ。食堂のご飯も格安で,300円ぐらいあれば結構食べられます。この間は「九州・沖縄フェア」というものをやっていて,ゴーヤーチャンプルーとかタコライス,ヨーゴなどが売られていました。
留学について
また,学芸大(特に教養系)は留学のチャンスが多いです。中でもドイツへの交換留学枠はとても多いです。その他,欧米では米国・英国・スウェーデンなど,アジアでは中国・韓国・フィリピンなどの枠もあります。学校内にも外国人が多くみられ,日本人学生と留学生が一緒に住む寮もあります。興味ある人はぜひ調べてください。
受験生の皆さんへ
最後に,受験勉強をまだ先に感じている人もいれば,焦っている人もいるかもしれません。学校や塾での勉強・部活に取り組みつつも,無理をしすぎず,健康に気を付けて,目標に向かって頑張ってください。